豊橋名産 ヤマサちくわ × minnanoland
「ちくわ焼き体験と親子ワークショップ」
| 開催日 | 2026年6月13日(土) |
|---|---|
| 場所 | みんなのランド/minnanoland |
| お話 | ヤマサちくわ株式会社 七代目 代表取締役 佐藤元英 https://www.yamasachikuwa.com/ |
| 内容 | 親子ちくわ教室(2回開催:各限定10組) |

「ちくわって、何からできているか知っていますか?」
そんな問いかけから始まり、原料となる魚を知り、自分の手ですり身を竹に巻き、炭火で焼いて、熱々を頬張る――。
ヤマサちくわ七代目・佐藤元英社長は、子どもたちにちくわづくりを通して、魚のおいしさや、豊橋で受け継がれてきた地場産業について伝える活動を長年続けています。地元・豊橋の小学校を訪ねる「出張ちくわ教室」では、ヤマサちくわの歴史や製法、ちくわが豊橋の地場産業として育ってきた過程を東三河の歴史とともに紹介し、最後は子どもたち自身がちくわ焼きを体験。2014〜2024年で豊橋市内52小学校すべてでの実施を達成。これまでに延べ12,000人の児童が参加しています。



こうした魚食文化を伝える継続的な活動が認められ、佐藤社長は2019年水産庁長官から「お魚かたりべ」に任命されました。「お魚かたりべ」とは、魚食文化についての知識や関心を広め、その魅力を次の世代へ伝えていく人たちに水産庁が任命するもの。以来、“ちくわ先生”としての活動にも、ますます力が入っています。
● 水産庁「お魚かたりべ」の任命
GEN-Bの活動でも、数々の子どもたちとのちくわ体験を実施してきました。2019年、東京・世田谷で、都内初の「ホンモノのちくわをつくろう!! 親子ちくわ教室」、2024年東京・五反田でのGEN-B交流会でも、「親子ちくわ体験ワークショップ&お食事会」をはじめ、親子スパイスクッキングなど、子どもたちが「知る・つくる・食べる」を一緒に楽しむ機会をこれまでにも重ねてきました。
● 小林食堂(東京)『親子ちくわ体験ワークショップ&お食事会』

今回会場となった『みんなのランド』は、ヤマサちくわの店舗ディスプレイなどでいつもお世話になっているスタイリスト・金子雅美さんご夫婦が運営するお店。子どもたちや子育て中のママ・パパ、学生、働く人、じぃじ・ばぁばまで、あらゆる世代が気軽に立ち寄れる「おばちゃん家」のような場所をつくりたい――そんな思いから生まれたデイリーダイニングです。
店主のふるさと・新潟の農家から届くお米や野菜を使ったおにぎりやお惣菜、カフェメニューを楽しめるほか、週に一度は子ども食堂も開催。体験型のワークショップなども行う、地域の「楽しい」の発信基地です。



この日は、豊橋名産ヤマサちくわが参上! 昼間は子どもたちを中心にした「親子ワークショップ&ランチ」、夕方からは大人も参加できるちくわ焼き体験。さらにおでんの販売も行い、ちくわを知って、焼いて、食べて楽しむ一日となりました。



親子ワークショップは、佐藤社長による「おさかな・ちくわ教室」からスタート。身近な食べものだけれど、ちくわは何からできている? どんなふうにつくられている? まずは製造工程を学びます。「ちくわの両端が白いのはヤマサちくわが最初」という話には、子どもたちもびっくり。配られた資料を、子どもたちもお母さんも一緒に、真剣に読んでくれていたのが印象的でした。





さらに「みんなのランド」が用意してくれた、「ハモ」「グチ」「エソ」のおさかなカードで、クイズ大会。
「ちくわの原料になる魚は?」
「マグロ!」
ブー!「ちくわの原料は白身のお魚、がヒントです」と佐藤社長。
そこに「エソ!」と元気よく答える“おさかなハカセ”も登場しました。



スーパーなどでいつも目にしているちくわ。もちろんできあがるまでには、原料となる魚がいて、それを加工するさまざまな工程があります。魚の名前を知り、つくり方を知ると、いつもの食べものが少し違って見えてきます。

「何からできているの?」「どうやってつくるの?」。
ひとつのちくわから生まれるそんな疑問は、魚や海、ものづくりへと興味を広げる入口にもなりそう。自由研究や調べ学習にもつながる、親子で楽しく学べる時間になりました。



お勉強のあとは、お待ちかねのちくわ焼き体験です。まずは佐藤社長が、平たい包丁を使って、手早くくるくる!あっという間にすり身を竹の棒に巻きつけていきます。お母さんたちもカメラを手に、「すごい!」と歓声。
巻き上がったすり身を手に、子どもたちはカラフルな軍手をはめ、安全に気をつけながら焼き台へ。すり身が巻かれた竹棒を、焦げないように少しずつ回して焼いていきます。

お子さんと、お孫さんと、兄弟で並んで、くるくる。真っ白な白いすり身の表面に少しずつ焼き色がつき、ふっくらと焼き上がっていく様子を、みんなじっと見つめながら、丁寧に丁寧に焼き上げます。







真っ赤なほっぺで一生懸命竹を回し、焼けた瞬間には「あつっ!」と言いながら笑顔に。こんがり焼けたら、熱々をその場でガブリ!

「ちくわの焼きたては、はじめて」「いいにおい」「美味しい!」




大きなちくわにも関わらず、夢中で頬張り、食べ終わってからも竹についた身をきれいにこそげて食べてくれる子どもたち。「ちくわ最高!」そんなうれしいひと言も飛び出しました。

自分の手で焼いたからこそわかる、香ばしい匂い、焼きたての熱さ、魚の旨み。見る、触れる、焼く、食べるまでをひと続きで体験できるのも、ちくわ焼きの醍醐味です。


焼きたてちくわを味わったあとは、「みんなのランド」特製のランチプレートで、みんな揃って「いただきます」。プレートには、ちくわご飯のおにぎり、伊達巻、野菜ソフト、もろこしくん、カレーボール、ブロッコリーのナムルなど、たっぷりと盛り合わせ。いろいろなヤマサちくわの味を、野菜と一緒に楽しめる献立です。


時間に追われる毎日の中でも、体に優しい「ふつうのおうちご飯」をしっかり食べて、少しの時間でもホッとして過ごしてほしい——。そんな「みんなのランド」の日常の想いと、ヤマサちくわの練りものが融合したプレートに、参加者からは「こんなにいろいろな種類の練り物があるなんて知らなかった」「手軽で美味しい」といった声も。毎日の食卓に身近な練りもの。そのおいしさの背景に、日本の豊かな海と魚があることを感じてもらえたでしょうか。



昼の親子ワークショップに続き、夕方からは「大人だけでもOK!」のちくわ焼き体験。大人の皆さんにも竹棒を手にしてもらい、自分で焼き上げる楽しさと、できたてならではの魚の旨みを味わっていただきました。


ヤマサちくわの練りものとだしをたっぷりと使ったおでんも、ご用意。昼はテイクアウト、夕方からは店内でも楽しんでいただきました。夕方からは、ビールやハイボールでと、大人の時間も和やかに盛り上がりました。
こうして東京の皆さんに、豊橋・東三河の食文化やヤマサちくわの魅力を直接届けられる機会は、本当にありがたいこと。子どもも大人も一緒になって、焼いて、食べて、笑って。また新しいヤマサちくわファンが増えた一日となりました。金子さん、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
