GEN-B 旬の料理帖

旬の素材【すり身】#03

手塩にかけたすり身の旨さは、まさに「格別」。

 魚肉をすり潰し、食塩など副原料を加えて練った「すり身」。これを成型し、蒸す・焼く・揚げる・ゆでるなど加工をして「練りもの」になります。ちくわなど練り製品の味を決める上で重要なのは、まず原料である「魚」。現在、練り製品の多くは冷凍スケソウダラのすり身のみ原料としていますが、ヤマサちくわでは、味のいいグチ、エソ、ハモの鮮魚をメインとして使用しています。
 水揚げされた漁港から自社工場に直送、生魚を職人が手さばきし、「晒し」など細やかな工程を経て昔ながらの御影石の石臼ですり身に加工。新鮮な素材と手間を惜しまぬ工程へのこだわりが、練りものの本当のおいしさと豊かな食感を生み出しています。
 厳選された魚種、新鮮な魚から丁寧に練り上げられたすり身は、さまざまな味わいや用途の「練りもの」に。旨味もたっぷり、お刺身のようにそのままで、だしごと味わう鍋物や煮物、スープにも大活躍。
 この年末年始、海外へのGO TOは叶わなくても、世界のお料理をすり身でアレンジして、楽しんでみては? ハレの食卓を盛り上げる主役も名脇役も揃っています。

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