GEN-B 旬の料理帖

旬の素材【青じそ・大葉】 #08

全国シェアTOPは豊橋産、和ハーブの代表格。

 爽やかな香味と青々とした彩り。料理の“つまもの”や薬味として、またメイン料理やパスタなどの主食にも幅広く使われ、日本の食には欠かせない【青じそ・大葉】。
 古くは縄文時代に中国から伝来、産地としては1955年頃より愛知県東三河地域で栽培が盛んになり、今でも生産量日本一のシェア*を誇っています。そのうち約5割を占めるのが豊橋市。日本初の登録品種「愛経1号」など愛知県特有の品種も多種あり、最新の温室栽培技術のもと通年流通されています。
 「青じそ」は栽培時の植物の名称で、食用の青果になると「大葉」と呼ばれますが、同一のもの。露地ものの旬は5月~8月頃。初夏から夏に向けてさっぱりと味わいたくなる時季でもあります。
 昔から漢方の生薬としても使われ、粘膜を保護し免疫力を高めるβカロチンや各種ビタミン、食物繊維など体に嬉しい栄養素が豊富に含まれます。また、特有の香りの元「ペリルアルデヒド」は、抗菌・防腐作用に優れ、魚料理との相性はバツグン。練りものなどの加工品にも多く使われます。
 GEN-B商品・レシピでも【青じそ・大葉】は大活躍! おいしく食べてカラダに活力をチャージしましょう。


*豊橋温室園芸農業協同組合大葉部会(青じそ加工研究会)http://www.toyoon-ooba.com
温室園芸の販売専門農協のパイオニアとして設立された全国でもユニークな組合。組合員のほとんどが専業でつまものを周年栽培し、全国一のシェアを誇る販売を行っています。「青じそ加工研究会」では、豊橋市内108農家と地元食品メーカー10社が地域ブランド開発に取り組んでいます。

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